NEC、KDDIのウルトラ3G基盤を受注
NECは、KDDIが推進する「ウルトラ3G」構想の中核システムとなる世界初の「MMD(Multimedia Domain)」を受注したと発表しました。
KDDIは「ウルトラ3G」で、携帯電話や固定網、データネットワーク通信網を統合し、様々な回線からアクセス可能なオールIPネットワークシステムの構築を計画しているという。
ニュースリリースによると、今回NECが受注したMMDは、固定と移動のサービス融合、複数のマルチメディアサービスの連携、利用者の状況や好みに応じたサービスの切り替えなど、多彩なサービス提供を可能にするサービスプラットフォーム。
このようにMMDはNGNの中核をなすものでもあり、場合によってIMS(IP Multimedia Subsystems)とも呼ばれます。
正確には、W-CDMAの標準化を行う3GPPの規格がIMS、CDMA2000の標準化を行う3GPP2の規格がMMDとなります。
世界初のシステムということで難関も多いかもしれませんが、NECにとっては全世界の通信事業者に実績を示すことが出来ますね。
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