秋の日光東照宮 その2
その1より。
東照宮のシンボル「陽明門」。
ほかの東照宮内すべての建造物でいえることですが、数多くの彫刻、細工がされていて”ただの歴史的建造物ではない”ことがヒシヒシと伝わってきます。
陽明門の柱にも、不統一、不完全があります。(五重塔の屋根も不統一でした)
柱の一本だけ、渦巻き模様が逆さまに彫られたものがあります。(右側が逆さ柱)
これは、「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想に基づいて、わざと不完全にしているそうです。
これを聞いて、なるほどなぁと感動してしまいました(^^;
眠っている猫の裏側には、雀が遊ぶ彫刻があります。
眠る猫は陽だまり、すなわち「日光」を表しているという説もあるとか。。


東照宮本殿の唐門。
屋根の上には、門を守る青銅の龍が。
あまりにリアルに作られているため、逃げてしまわないように鰭(ひれ)が切られているそうです。

唐門にある木の彫り物。
実は透かし彫りという技術で、1枚の板をこのように彫っているそうな。
すごい技術です。

東照宮のあとも、「薬師堂」「二荒山神社」「大猷院」と回りましたが、見所が多くていろいろ見て回ると4時間くらいかかりました。
そのあと、いろは坂を登り(むちゃくちゃ混んでました)、中禅寺湖へ。
料理屋に入り、名物の湯葉定食を注文。
いろんな湯葉のバリエーションがあって楽しめました。

今回は、日帰りでしたが盛りだくさんの観光が出来ました。
今度は泊まりでゆっくり訪れたいな~。
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