MPLSパス管理ツール「PATHMANAGER」
日経コミュニケーションによると、インテックネットコアは「MPLS(Multi-Protocol Label Switching)」のパス管理ツール「PATHMANAGER」を開発したそうです。

MPLSは現在多くの通信事業者のバックボーンネットワークに採用され、次世代ネットワーク「NGN(Next Generation Network)」においても主要技術に位置づけられています。
MPLS網内ではエッジルータ間でLSPと呼ばれるパスが張られています。
シンプルなMPLSネットワークにおいてはそのLSPが通る経路はIGPが示すベストパスと一致しますが、より高度なMPLSネットワークではバックアップパスが設定されていたり、明示的な経路が指定されていたりして故障時なども実際にどの経路をLSPが通っているのかを把握することが困難でした。
このツールを使用することにより、パスの状況を視覚的に把握することができ、パスの管理負荷を大きく軽減できるといいます。
日本テレコム、NTTコムでは既に導入済みでKDDIにおいては現在、検証を進めている段階だそうです。
「PATHMANAGER」が提供する機能(iNetCore資料より抜粋)
■パスの可視化と状態監視
通常では困難とされるMPLS網におけるパスの把握と状態確認を容易に。同機能は、オペレータの作業負荷を大幅に軽減し、スケーラブルなパス管理を実現。
■イベント監視とパスの履歴管理
MPLSで発生したイベントを監視、リアルタイムな障害検出が可能。また、パスの可視化機能とあわせて、障害箇所を的確に把握。
■相関付けによる障害の影響把握
相関付け(Correlation) 機能により、通信機器・回線の障害の影響を受けたパスの把握、あるいはパスの障害により影響を受けたサービス、などを的確に把握。

MPLSは現在多くの通信事業者のバックボーンネットワークに採用され、次世代ネットワーク「NGN(Next Generation Network)」においても主要技術に位置づけられています。
MPLS網内ではエッジルータ間でLSPと呼ばれるパスが張られています。
シンプルなMPLSネットワークにおいてはそのLSPが通る経路はIGPが示すベストパスと一致しますが、より高度なMPLSネットワークではバックアップパスが設定されていたり、明示的な経路が指定されていたりして故障時なども実際にどの経路をLSPが通っているのかを把握することが困難でした。
このツールを使用することにより、パスの状況を視覚的に把握することができ、パスの管理負荷を大きく軽減できるといいます。
日本テレコム、NTTコムでは既に導入済みでKDDIにおいては現在、検証を進めている段階だそうです。
「PATHMANAGER」が提供する機能(iNetCore資料より抜粋)
■パスの可視化と状態監視
通常では困難とされるMPLS網におけるパスの把握と状態確認を容易に。同機能は、オペレータの作業負荷を大幅に軽減し、スケーラブルなパス管理を実現。
■イベント監視とパスの履歴管理
MPLSで発生したイベントを監視、リアルタイムな障害検出が可能。また、パスの可視化機能とあわせて、障害箇所を的確に把握。
■相関付けによる障害の影響把握
相関付け(Correlation) 機能により、通信機器・回線の障害の影響を受けたパスの把握、あるいはパスの障害により影響を受けたサービス、などを的確に把握。
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