実験衛星「きらり(OICETS)」とレーザ光による光通信実験
高度約600kmを周回している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の光衛星間通信実験衛星「きらり(OICETS)」と情報通信研究機構(NICT)の光地上局との間で、レーザ光による光通信実験に成功したそうです。

「きらり」のような低高度地球周回衛星と地上局間の光通信は、受信光レベルが大気による減衰やゆらぎにより大きく変動するうえ、約7km/秒という速度で移動しながら地上局に正確にレーザを送信しつづけるという点で難易度の高く、世界で初めてのことだそうです。
通信速度が気になるところで、今回の実験に関するデータはなかったのですが、調べてみると似たシステムの情報がありました。
2007年に打ち上げが予定されているドイツ航空宇宙局(DLR)の開発しているTerraSAR-X という衛星には、観測データのダウンロードのために光通信機器を搭載しており、5.5Gbps で地上局と光通信を行う計画だそうです。LCTSX と呼ばれる搭載光通信機器部は、6000km で8Gbps、20000km で1Gbps、72000km で500Mbps の伝送速度を実現するとのこと。
このような技術を使って、インターネットが宇宙へ広がっていくことを考えるとワクワクしてしまいます。
►サイトリンク
JAXA(ニュースリリース)

「きらり」のような低高度地球周回衛星と地上局間の光通信は、受信光レベルが大気による減衰やゆらぎにより大きく変動するうえ、約7km/秒という速度で移動しながら地上局に正確にレーザを送信しつづけるという点で難易度の高く、世界で初めてのことだそうです。
通信速度が気になるところで、今回の実験に関するデータはなかったのですが、調べてみると似たシステムの情報がありました。
2007年に打ち上げが予定されているドイツ航空宇宙局(DLR)の開発しているTerraSAR-X という衛星には、観測データのダウンロードのために光通信機器を搭載しており、5.5Gbps で地上局と光通信を行う計画だそうです。LCTSX と呼ばれる搭載光通信機器部は、6000km で8Gbps、20000km で1Gbps、72000km で500Mbps の伝送速度を実現するとのこと。
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