タバコ自販機にFOMA端末内蔵、成人識別に活用
日本たばこ協会が、2008年に日本全国の自動販売機に成人識別機能を導入するという話題は以前ありましたが、日経コミュニケーションに詳しい記事が掲載されていました。
成人識別機能とは、未成年者のタバコ購入を防止することを目的としていて、事前に身分証明等で審査を受けることによって発行される非接触型ICカード「taspo(タスポ)」を自動販売機にかざすことにより購入を可能とする機能のことです。
この自動販売機には、FOMAの通信モジュールが内蔵されていて、taspoの成人識別自体はオフラインで行うのですが、
(1)紛失などで無効となったtaspoカード情報の配信
(2)電信マネーの取引情報や精算情報のやりとり
を行うために日本たばこ協会のデータセンターと通信を行うそうです。
記事では、taspo対応自動販売機、通信モジュールの写真や、taspoの仕組みなどが紹介されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。