ひかり電話トラブルまとめ
ITproで、19日に発生したNTT東日本の「ひかり電話」で発3日間、電話がつながらない、あるいはつながりにくいという障害が発生した件について、まとめられています。
今回の問題は大きく二つの部分で不具合があって、
一つはひかり電話ビジネスタイプ用の呼制御サーバーで、毎秒100コール以上を処理できる設計になっ ていたものの、実装のミスによりある「複数ゲートウエイスリップ機能」を使っているユーザーでは10コール程度で遅延が発生し、輻輳(ふくそう)がおこり、つながりにくくなったといいます。
もう一つは各呼制御サーバーを束ねる中継系呼制御サーバーの不具合。ビジネスタイプ用の呼制御サーバーで輻輳が頻繁に起こった結果、サーバーのメ モリー上にデータが溜まり処理領域を圧迫。その結果、中継系呼制御サーバーで性能が発揮できず輻輳が生じたそうです。
少し驚いたのが 今回の障害は比較的影響が大きかったとはいえ、その不具合の要因を結構具体的に説明されていることです。やはりその内容を理解できる出来ないに関わらず、情報をオープンにすることがユーザの理解を得るのに大切なことなんでしょうね。。