シリパラ・インターフェース、「セントロニクス」から「SAS」まで
シリアルインターフェースといえばRS-232Cですが、昔はパラレル・インターフェースも結構主流でした。プリンタ用のセントロニクス、IDE、SCSIなど。。
今は、USBをはじめIEEE1394、ワイヤレスUSB、SATA、さらにSCSIもシリアル化されて、Serial Attached SCSI(SAS)というものも出てきたようです。
特集の中では、パラレルからシリアル主流となってきた理由や、上記の各シリアルインターフェースについても技術解説がされています。
あらためて過去のパラレルから最近のシリアルの近況まで軽く網羅されていて、なかなか勉強になりました。
ひかり電話トラブルまとめ
ITproで、19日に発生したNTT東日本の「ひかり電話」で発3日間、電話がつながらない、あるいはつながりにくいという障害が発生した件について、まとめられています。
今回の問題は大きく二つの部分で不具合があって、
一つはひかり電話ビジネスタイプ用の呼制御サーバーで、毎秒100コール以上を処理できる設計になっ ていたものの、実装のミスによりある「複数ゲートウエイスリップ機能」を使っているユーザーでは10コール程度で遅延が発生し、輻輳(ふくそう)がおこり、つながりにくくなったといいます。
もう一つは各呼制御サーバーを束ねる中継系呼制御サーバーの不具合。ビジネスタイプ用の呼制御サーバーで輻輳が頻繁に起こった結果、サーバーのメ モリー上にデータが溜まり処理領域を圧迫。その結果、中継系呼制御サーバーで性能が発揮できず輻輳が生じたそうです。
少し驚いたのが 今回の障害は比較的影響が大きかったとはいえ、その不具合の要因を結構具体的に説明されていることです。やはりその内容を理解できる出来ないに関わらず、情報をオープンにすることがユーザの理解を得るのに大切なことなんでしょうね。。
The Onion Router

Mozillaのポータブルブラウザをベースに開発されたブラウザで、USBメモリに入れて持ち運びが可能。使用PCや訪問したWebサイトといっ た情報を外部から追跡しにくくするといいます。
この「Torpark」をさっそく試用してみたのですが、まずMozillaのポータブルブラウザをベースとしているためか、FireFoxとの同時起動が出来ませんでした。
さらに、Webアクセスを利用した感想ですが遅くて使い物になりませんでした。
その遅さには、秘匿接続を実現するメカニズムが影響しているようで、この「Torpark」はTOR(The Onion Router)というものを使用しているそうです。
2.5GHz帯無線BBの技術検討会
異なる無線システムを隣接した周波数で使う場合、「ガードバンド」と呼ぶ周波数の空白地帯を設けて電波干渉を防ぐ手立てが一般的といわれていますが、議論となっている「異なる無線システム」と言うのは、2.5GHz帯の割り当てを受けるであろう無線システムと既存の隣接周波数で使用されている無線システムのことをさすのか、2.5GHz帯の割り当てが一つの無線システムだけでなく複数の無線システムに割り当てられる可能性があるのかというとことです。
現在、3事業者程度が割り当てを受けると言われていますが、その3事業者が採用する無線システム(例えばモバイルWiMAXなど)が全て同一である必要があるのかというとことが気になります。。。
Cisco Networkers 2006
11月7日(火) から9日(木)までの3日間、今年も渋谷のセルリアンタワーで行われるようです。
Networkersといえば、CCIE取得者の集い「CCIE Networking Night」ですが今年はまだ何も情報が載っていないようです。
昨年はこんな感じでしたが、今年はどんなイベントがあるのでしょうか!?
梨・ぶどう狩り
PLAYSTATION 3は5万円以下に

60GBモデルとの違いは、無線LAN、メモリーカードスロット、HDD容量だけと言うことになり、それらは後からオプションとして追加できるため、20GBモデルの購入に切り替える人が増えそうですね。
個人的にも、LANは有線でいいので特に無線でなくてもいいし、メモリーカードもゲームのセーブは当然HDDに出来るだろうから特に不要なので、価格が下がるのはとても喜ばしいところです。
自宅PCをCore2 Duo環境に更改しようと思っていましたが、さすがに両方は予算が無いので我慢してPS3を購入しようか。。。悩むところです^^;

仮想化技術を実現するXen(ゼン)
Xen(ゼン)とはコンピュータの仮想化技術を実現するオープンソースソフトウェアのことで、単一のコンピュータを複数のコンピュータであるかのように分割して使うためのもの。
Xenを導入すると、1台のIAサーバ上で複数のOS(LinuxやWindows XPなど)を同時に実行することができるようになるといいます。
CPUの高速化が進展する中、CPUリソースを有効活用するためにレンタルサーバやホスティングサーバでの活用が始まっているようです。
仮想化の最ゼン策!?Xen(ゼン)とは!?(キーマンズネット)
次世代PHS、伝送速度20Mbpsを達成

この実験では、虎ノ門地域のビルと郊外に1カ所ずつアンテナと基地局設備を設置して、2.5GHz帯でのOFDMシステムの伝送実験や、MIMOの性能評価などを行っているとのこと。
IMT陣営が3.5G(HSDPA、HSUPAなど)へと高速化し、今後3.9G(LTE)へと向かう中、PHSも独自に進化しようとしています。
モノをなくさない技術
特に、
『書類やデータなどのコピー可能な媒体であれば、たくさんコピーを取って知人や同僚にバラまく』
という”ソーシャルバックアップ術”はなかなか面白いなと思いました。
確かにCassiのオフィスでも情報共有も兼ねてファイルを添付して複数メンバーに同報する機会が多く、それはバックアップも兼ねてるなぁと納得(笑)
あんまりやりすぎると逆に迷惑なのでそのあたりの加減が大切ですね。。
大殺界
去年も平成18年版を購入していたので運気は解っていたのですが、改めて平成19年版を読んでさすがに凹んでしまいました。
Cassiは今年から「陰影」、「停止」、「減退」という「大殺界」に突入してしまいます。
(六星占術に詳しい方にはおわかりだ思いますが。。。)
『仕事も勉強も頑張っているつもりなのに、全く上手くいきません』
『この一年、お金に全く縁が無いといっても過言ではありません』
『健康面には十分注意してください』
LOST
一言で言うと、「太平洋上に墜落した飛行機から生き残った48人によるサバイバルサスペンス」で、あの「24」を超える作品と言われています。
毎回、違った生存者が主人公となるエピソードがあって”今”起こっている話と”過去”に起こった話が交互に展開されていき、話の最後にはそれぞれの生存者の過去が明らかになるというのが基本パターンです。
”今”の目的は墜落した島から脱出することですが、その島にはいろいろな秘密があっていつも気になっています。今は謎はあの”ハッチ”は一体何なのか。。。
シーズン1のDVDも出ているようで、Cassiはシーズンの途中から見はじめたので前半を見てみようと思っています。
「Next Generation Mobile Networks initiative」設立
7社の構成は、中国のチャイナ・モバイル、オランダのKPN、NTTドコモ、仏オレンジ、米スプリント・ネクステル、独Tモバイル、英ボーダフォン。
NGMNは、HSDPA等の3.5世代以降の移動体技術のロードマップを描くことを目的としており、
ロードマップを描く上で、
(1)広帯域・低遅延
(2)低オペレーション/メンテナンス・コスト
(3)既存ネットワークとの相互接続性
(4)高度な 認証/セキュリティと細かなQoS
(5)端末認証スキームの改善
などを念頭において方針を策定する。
『Google Earth 4』
今回から建物の3D表示が可能になりました。
こんなデータをどうやって入手してるんだろう?って思いましたが、下のほうに『ZENRIN』って書いてありますので、カーナビのようにZENRINから地図データの提供を受けているんでしょうね。
ただし、東京タワーを見てみると下のようにただのビルになってしまっていました(笑)

そのほか、今まで知らなかった機能として
『MPLS JAPAN 2006』申し込み開始

今まで参加したことが無かったのですが、今年はぜひとも参加して情報収集をしたいと思っています。
興味があるのは、1日目ではNGN、二日目のLxVPN、運用(RSVP-TE 運用の今)。
1日目ではGMPLSがありますがINTEROPでも聞いたのと少し時期尚早なところもあるので、もしかしたら二日目のみの参加となるかもしれません。。。
あと、1ヶ月と少々ですが開催が楽しみです。
素晴らしきベンチャー

アクアフェアリーの企業情報は以下のとおり。
■設立時期
2006年6月30日
■資本金
3,300万円(2006年9月11日現在)
■所在地
大阪府茨木市下穂積一丁目1番2号
■従業員数
11名(2006年9月11日現在)
ドコモは、以前までは別方式の技術を持つ富士通研究所と燃料電池について検討をしてきたようですが、より効率がいいアクアフェアリーが持つ技術を採用した結果となりました。
従業員11名と決して大きくない企業も技術があれば大企業と戦えると実証されたニュースだと思いました。
イー・モバイルの3Gローミング先事業者決まる

イー・モバイルは、昨年携帯電話事業の免許交付を受け、1.7GHz帯でWーCDMA方式を使った携帯電話サービスの提供を予定しています。
2008年3月のサービス開始から全国規模のネットワークを用意することが困難なため、当初は大都市以外のエリアについてはドコモのネットワークを利用する形で全国規模のサービスを提供可能となります。
携帯電話におけるローミングは、一部の小規模なサービスでは行われていましたが、既存移動体キャリアにとってはいまいちメリットが無かったため本格的な動きはありませんでしたが、今回のイー・モバイルによるドコモとのローミングは業界にとって大きな一歩になるのではないかと考えています。
Core2 Duoに思ふ
途中でメモリー増設やHDD、DVDドライブの入れ替え、液晶モニタへの交換などはしてましたが、CPUは当時のPentium4 1.6GHzのまま。いまどきのPCのスペックと比べると見劣りする部分が多々見られます。
ただ、インターネットやオフィスソフトの利用がメインなので特にこれといった不満はないですが、iPod用にビデオをエンコーディングしながら、iTuneでCDをインポートしつつMP3を再生しながらネットをするというシチュエーションがありました。
そうめったにあるシチュエーションではありませんが、ふと現状のスペックへの不満が芽生えてしまいました。
アッカなど3社がM2Mコンソーシアム設立

M2Mとは、さまざまな機器をネットワークにつないで機器が相互に情報を交換して自動で制御できるシステムや基盤を指すユビキタス・コンピューティングの一種。
人が使うネットワークは人口が限られるため、固定・移動体ともに飽和気味の状況を脱却するために、M2Mという新しいパイを求めていく動きの一つだと思います。
個人的に興味があるところではあるため、今後の動向が気になります。
Googleで過去200年分以上の記事を検索
例えば、単純に「Japan」と入力すると、最も古い記事は1878年10月25日のWashington Post紙で、日米間の貿易に関する有料記事へのリンクが表示され、この検索から、第一次大戦前後の日本の軍備拡大の記事や、「Japan War」と検索語を増やすと、1940年代の太平洋戦争に関する記事が表示されるようになるという。
有料記事へリンクというのがGoogleらしくなくてなんだかいやですが、このように新聞記事など過去の出来事まで検索できるようになると聞くと、近未来を題材にしたSF映画で出てきそうな、主人公が謎を解くために話しかける知識データベースのコンピュータを想像してしまうのは私だけでしょうか?
日米間のGMPLS相互接続の実証実験
オール光ネットワークの意義としては、中継回線には光ファイバを利用していてもルーティング処理などを行うノード内部ではE/O(電気/光)変換が必要となりため電気的な処理限界が見えていて頭打ちとなるため、オール光でルーティング処理をすることが可能となれば、更なるネットワークの高速化が実現できることにあります。
具体的には、以下の二つの取り組みを行うとのこと。
(1)NICT、KDDI研究所、米国MCNCの共同実験
日本(JGN2)と米国(MCNC) 、それぞれのGMPLS制御ネットワークを大手町-シカゴで相互接続し、光クロスコネクト(OXC)が設置されている日本の大手町、金沢、福岡の各地点と米国のシカゴ、ローリー、バトンルージュの各拠点との間で、GMPLS制御により10 Gbpsのパスの設定等を行う。
(2)NICT、DRAGONプロジェクトの共同実験
NICTと米国DRAGONプロジェクトと共同で、日本(JGN2)、米国(HOPI)の実験ネットワーク10 Gbps回線を使用し、日米の複数地点間のパスをダイナミックに設定するGMPLS相互接続実証実験を実施する。
GMPLSは、基本技術については確立されているようですが商用運用に落とし込んだ個々の必要機能はまだまだ不足しているところがあるようです。そのあたりも含めて今回のような実証実験を通してブラッシュアップされていけばいいのではないかと思います。
電話テレパシー
そんな経験をしたことは1度はあるのではないでしょうか?
そんな「電話テレパシー」についての実験を行った人がいる、という記事がありました。
なかなか興味深いです。
Winnyノード数、減少傾向へ
具体的なノード数としては、平日で39万から多い日では41万、土日になると43万から44万以上のノード数を観測したとのこと。
「GyaO」のトラフィックを制限している通信事業者はどこか?
その中でも興味深かったのは、「インフラただ乗り論」についてGyaoは
「コンテンツ・プロバイダが直接接続する通信事業者以外のインフラ・コストを負担するというのは常識的には考えがたい」
とするスタンスは以前と変わりありませんが、
さらに最近の状況として、
「当社のコンテンツ配信サービスにおいて,ユーザーからの問い合わせなどにより,一部の通信事業者から通信帯域の制限を受けていると推測される事態が発生している」
と主張しているようです。
WinnyなどのP2Pトラフィックの制限については一般化しつつありますが、Gyaoの映像配信トラフィックについてはコスト負担の考え方など問題視されることはあっても、実際に制限されてはいないと思っていました。
この事実関係については明確にされていませんが、この主張をトリガとしてISP業界の中で新しい動きがあるのでしょうか。。
気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ
リズ・ダベンポート 平石 律子

この本はなかなか為になって良かったです。
というのも、会社のデスク上に打ち合わせで使った資料や、後で使うであろう資料をついつい山積みにしてしまう習慣があって、なんとかしなければと思っていたからです。
この本で言っていることの半分はごく当たり前のことですが、きちんと体系立てて日々ビジネスマンに入って来る様々な情報・資料をさばくためのノウハウが紹介されています。
ストレスフリーなスケジュール管理術
私も手帳を使っていますが、少し前までは自分の脳に頼っていました。
今では、todoリスト用の付箋紙をスケジュール欄に貼り付けて全て手帳を見れば良いように”移行”しているところです。記憶に頼らなくなるのはなんだか「軟弱な」感じもしますがやはり精神面の負担が違います。
きちんとスケジュールやtodoを「見える化」することによって、
「することがいろいろあってなんだか忙しい」
といった漠然とした精神的負担から開放されます。
昔からやっている人にとっては基本中の基本かと思いますが。。。
ITmediaにも同様の記事がありましたが、やるべきことを記憶するストレスから解放されますので、まだ予定の記憶を自分の脳に頼っているという方は、記事を参考に試してみてください。(ToDoリストは付箋紙を手帳に貼り付けるのがおススメ)